Railway gun

Web系企業に勤めるサラリーマンが書くブログ

THEOを始めてみました

フィンテック!!

元々、株式投資自体はかなり前からやっていたのですが、昨今話題のフィンテックのうち、投資の分野ではロボット投資がホットになってきています。

たまたま、会社の同僚でロボット投資サービスの一つであるTHEOを使っている人がいたため、私も始めてみました。

元々、社内の勉強会で運営会社の人が来てお話を聞く機会があったようです。私は行けてませんでしたが。

THEOについて

THEOは「お金のデザイン」社の提供するロボット投資サービスです。要するに、お金をいれておけば、あなたの性格に合わせて運用してあげるよ!というお任せ投資サービスですね。投資が初めての方や、投資はしたいけど、自分で運用するのが面倒くさい!という方にはうってつけのサービスだと思います。

theo.blue

投資会社の中でも先端技術を使った会社だけあって、サイトもなかなかカッコいいです。

ちなみに、同じようなロボット投資サービスにWealthNaviというのもあります。実はこちらにも口座を開設したのですが、別記事で取り上げようと思っております。

www.wealthnavi.com

口座開設について

口座開設は非常に楽です。証券会社の口座開設だと、申し込み用紙を郵送してもらって、そこに記入・押印をするケースが多いのですが、THEOの場合は全てネットでできました。

ポチポチ個人情報を記入していって、最後にマイナンバーを証明する写真をアップロードして終わりです。あとは待っていれば口座が開設されます。私の場合は入金ができるようになるまで、申し込みから3営業日ほどかかりました。

運用開始について

THEOでは申込時に設定したポートフォリオ(アンケートに答えていくと勝手に設定してくれる)に従って、勝手に運用をしてくれます。もちろん、運用にはお金が必要なので入金をしてから開始されます。私の場合は↓のようなポートフォリオが組まれました。
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ちなみに入金は銀行振り込みで行うのですが、*115時までに振り込むと最短で当日17時までには反映される、という説明があったので、15時までに振り込んだところ17時には反映されておらず、失敗したかと焦りました。

「最短で」とのことなので、無理も無いのかもしれませんが、必ずしもすぐに反映されるわけでは無い点、注意が必要です。さらに、「反映」は運用開始を意味しておらず、あくまで残高が見れるようになるというだけで、運用開始までには少々時間がかかります。私のケースでは2営業日で運用を開始しました。

THEOの良いところ

このサービスは投資サービスであるため、成績がすべてな面は否めませんが、とりあえず開始してみて良かった点を挙げてみたいと思います。

良かった点1:申し込みが簡単

繰り返しになってしまいますが、証券会社の口座開設に比べればはるかに簡単です。すべてネット上で申し込みを完了でき、ハガキ一枚が送られてくるだけでそれも別に何か記入するわけでは無く、「申し込みが完了した」という通知であるだけです。

良かった点2:海外投資を簡単にやってくれる

私は個人でも海外株を購入したことがあるのですが、日本の証券会社口座で海外株を買うと、とにかく手数料が高く、表示される情報にもディレイ(遅れ)があるため、日本株のように利益を上げる事が難しいです。THEOでは、海外株や海外債券などの商品購入を自動でやってくれるため、簡単に海外への投資を行いたい人にはもってこいだと思います。

THEOの気になったところ

反面、気になったところもいくつかありました。

気になった点1:「クイック入金」の対応銀行が少ない。

現時点では住信SBI銀行とじぶん銀行の2行しか、「クイック入金」に対応しておらず、その他の銀行は振り込みを行うしかないようです。ライバル?のWelthNaviはみずほ銀行などのメガバンクにも対応しているようなので、その点、THEOも拡充していただきたいと思っております。

気になった点2:すぐには運用開始しない。

私の場合、入金から2営業日で運用が開始されましたが、2営業日というのは投資の面からみると意外と長いです。特にTHEOは海外投資を多く組み入れているため、2営業日で大きな変動があったりすると、元々の目論見とずれてしまう部分があると思います。

そもそも「お任せ」のサービスなので、そこは急ぐべきところなのではないのかもしれませんが、入金後運用開始まで短ければ、もしいきなり赤字だったとしても納得感はあるのではないかと思います。


とりあえず、今のところは以上です。また定期的に運用状況をご報告したいと思います。

*1:クイック入金というのもあるが、使える銀行が限られている

【資格】技術士二次試験(情報工学部門) 筆記試験対策

前回に続いて技術士二次試験の筆記試験対策について記します。振り返って書いてみたところ、だいぶ長くなってしまいましたため、読みづらい部分は申し訳ありません。

技術士二次試験の筆記試験はいくつかのパートに分かれて試験がされます。
私の受験したH29年度では以下のような構成でした。*1

  1. 必須科目Ⅰ:択一式で20問から15問を選び回答。部門で共通の問題。
  2. 選択科目Ⅱ:論述式。問1は4つの問題から2問を選択、問2は2つの問題から1問を選択できる。
  3. 必須科目Ⅲ:論述式。2つの問題から1問を選択できる。

後述しますが、試験は一日がかりで実施されます。私は東京会場を選びましたので、場所は東大駒場キャンパスでした。(ちなみに一次試験は府中の東京外語大だった気がします。)

対策に使用した参考書

一次試験と異なり、Amazonで買えるような情報工学部門の試験対策本はほぼ存在していないようです。そのため、私は「新技術開発センター」の出している参考書「解答事例集」を購入しました。

pe.techno-con.co.jp

5,000円と書籍としては少々お高いですが、情報工学部門においては、情報が毎年アップデートされている参考書というだけでも貴重であるため、ケチらず購入をいたしました。全ての選択科目に対して、論述問題の記載例なども網羅されており、買って良かったです。

筆記試験全般のお話

技術士の筆記試験はとにかく長いです。といっても論述問題を回答しているときには一瞬に感じますが、実際は各パート2時間程度の集中を強いられるため、頭がヘトヘトになり、終わったときには半ば放心状態であったことを覚えています。

少し分野が異なりますが、よく「受験後は疲れる」「長い」と言われるTOEICは、2時間の試験ですし、比較的分野の近いIPAの高度試験であっても、2時間のパートは最後の午後Ⅱだけです。

また、情報工学部門を受験する方はコンピュータと一日向き合う事はあっても、一日鉛筆を使い続けるという事はあまりない方も多いのではないかと思いますので、地味に体力も削られます。

集中力に自信の無い方は、自宅で時間を測って過去問を解いてみる、他の試験を受けてみて集中力が続くか試してみる、などの方策を実施してみたほうが良いと思われます。

必須科目Ⅰの対策

必須科目は、選択科目問わず部門共通で出てくるため、情報工学全般の知識が問われます。こちらの勉強は以下の二つを実施しました。

  • 過去問を解く。
  • IPAの過去問(選択問題)を解いてみる。

技術士試験の過去問を解くことでざっくりとどのような問題の出し方をされるかの当たりを付け、同じような系統であるIPAの過去問をいくつか解きました。必須科目で出る試験は自分の考察が必要な問題が出るというよりは知識試しに近いため、「出来る限り問題を解く」というアプローチが正攻法だと考えました。

この部分は合格ラインの点数を取れればよいですし、問題も20問から15問選択できるようになっているため、それほどがっちり対策をするというよりは時間があるときに問題を解いてみる、という程度で済ませました。

なお、必須科目Ⅰについて、私は合格ラインかなりギリギリでしたが、口頭試験でその部分を問われることも特にありませんでした。合格点が取れていれば口頭試験に影響するようなことは無いのかなという印象です。

選択科目Ⅱ・Ⅲの対策

解答の構成に関する学習

筆記試験の本番ともいえる箇所です。この部分は前述した新技術開発センターの参考書である「解答事例集」を中心に使いました。(というより他に参考にできるものがありませんでした…)

選択科目は記述問題であり、出題される問題に対して必ず正解が一つという類の物でもありません。そのため、解答事例集の使い方も、問題を解いて答え合わせをする、という使い方ではなく、問題を見た後、いきなり答えを見てしまっていました。自分とは別の観点で解答が書いてあった場合、答え合わせができるわけでもなく、かつそれが不正解とも言えないためです。

解答事例集の答えで何を見るかという点ですが、一番重要視したのは各解答の 文章の組み立て方 です。本番では制限時間内に文章を書き続けなくてはならない以上、解答の文章構成は非常に重要であり、解答を書き始める前に考えなくてはなりません。

解答事例集の答えは「技術士試験でこう記載すると評価されるであろう」内容が記載されておりますので、文章をどう構成するか、個別の文はどのような書き方をするのか、どういうときに図を使っているか、という部分を分析するように読みました。私は「ソフトウェア工学」を選択していましたが、他の科目の解答も文章構成の観点では非常に参考になりますので、全解答に目を通したと思います。その上で、「自分だったらこの問題はこう解答する」というシミュレーションを行いました。

上に記載した「シミュレーション」ですが、実際に原稿を書いてみたわけではなく、ざっくりと頭の中で「こんな感じの文章を書くかな」という事を考えるだけです。これは知識ではなく、文章の書き方の訓練であるため、もし分からない分野の問題が出てきたとしても、その分野をネットで調べて「ああ、こういう意味か」と理解できた時点で文章を頭で構成してみる、という作業を繰り返すような形を行いました。

知識部分の学習

上に記載したのは解答の書き方の学習ですが、出されている問題の意味が理解できなければ、解答もしようがありません。そのため、知識部分の学習も行いました。といっても、選択問題は〇×問題ではないため、過去問ではどのような内容が出ていたかを調べたあと、自分の選択分野について関連しそうなワードをネットでざっくりと調べていったような形です。例えば私の選択科目である「ソフトウェア工学」であれば開発技術やプロジェクト運営の内容が多かったため、それらに関連しそうな部分を調べていきました。

また、二次試験の申込時に「専門とする事項」を記載すると思いますが、申込要領に選択科目と専門とする事項の対応例が載っていたため、その部分をみれば自分の選択科目にどのような分野が出てくるかは概ね当たりが付けられるかと思います。もう一点重要なのは、いわゆる「流行り」の出題がされる可能性もある、という点です。私の合格した2017年度の試験ではAIに関する出題が出ましたし、その前はIoTやアジャイル開発、クラウドに関する出題もされていたようです。別記事で書きますが、口頭試験でもその手の流行分野について問われましたので、ご自分がその手の分野に関係ない方でも、一通りさらっておくのが良いかと思います。

その他の留意事項

一部重複する部分もあるかもしれませんが、そのほか試験対策や本番で心がけた点を記載します。

机にはほぼ向かわなかった

あくまで私の方法ですが、筆記試験全般の対策として、いわゆる机に向かっての勉強はあまり行いませんでした。上に書いた対策はいずれも参考書があれば、机に向かわなくとも実施できる内容が多いためです。技術士の筆記試験で特に重要なのは記述問題の部分ですが、この部分も「あるテーマに対してどのように文章を組み立てるか」を頭でシミュレーションしてみる事を繰り返し行っていたため、原稿用紙は一枚も書いていません。このやり方が正しいかどうかはわかりませんが、原稿用紙を書いている時間を取るよりはシミュレーションをこなすほうを優先したこと、またアウトプットとして原稿用紙を書いたところで採点しようがなかったためです。

ただし、以下のようなケースの場合は、原稿用紙と向かい合う時間を取ったほうが良いと思います。

  1. 添削してくれる人がいる場合
  2. 「制限時間内に文章を大量に書くこと」に自信が無い場合

前者は当然添削してもらうためには書いたものを用意する必要がありますので、原稿用紙に向かって書く必要があります。

後者についてですが、「制限時間内に文章を大量に書く」とき、私自身は、

  1. 問題を全部見て、結論部分を決める。
  2. 論理展開(起承転結)を考え、ざっくり何行くらいで書くか決める。各部分(例えば"起"の部分)をどのような展開に持っていくか決める。
  3. 決めた内容に従って、書きだす。細部は書きながら考える。
  4. 書いている最中に決めた展開や論理に矛盾がないかは逐次チェックする。また二・三文を書いた時点で、文中で何かおかしな表現がないかはチェックしてみる。

という形をとることが多いのですが、この3,4の部分に自信のない場合は実際に書いてみるという事をやったほうが良いように思います。上に書いた「シミュレーション」はこの1,2のトレーニングに当たります。3,4の部分は実際に書いてみて慣れていくしかないため、この部分を鍛えるには机に向かって原稿用紙を相手にする作業が必要でしょう。

記述ではとにかく鉛筆を止めない

実際に受験してみて感じたのは、記述試験はとにかく時間が無く、一回仕上げた後に大きな見直しをしている時間はほぼありませんでした。試験時間中、とにかく鉛筆を止めずに書き続けてその状態でしたので、時間的余裕のある試験ではありません。

そのため、一つ一つの文章を推敲しながら書く余裕はありません。とにかく鉛筆を止めないで書き続ける事が重要だと思います。集中して鉛筆を動かし続けていると、不思議と次に書くべきことが頭に思い浮かんでくる、という状態に入ることができます。

絶望せずに試験を全部受けること

二次の筆記試験は多段構成であり、どれか一つでも合格点に達しない場合、全体として不合格となります。また、例えば必須科目だけ合格したとしても、免除などもありません。そのため、受験していて「ああ、ここでだめかもしれない」と思ってしまうと、一気に次の科目を受ける気が失せてしまいます。特に試験で頭が疲れた状態だと、「かえって休みたい」気分も相まって、途中で帰りたくなります。

もちろん、強い意志のある方には釈迦に説法でしょうが、あきらめずに最後まで受けることが重要だと思います。私自身も、実際必須科目や選択科目Ⅱの出来が自分では良くないと感じ、途中で放棄しようかとも思ってしまいましたが、結果としては合格する事が出来ていました。

特に「選択科目Ⅱ・Ⅲ」は試験官が見て評価をしますので、自分では「ああダメだった」と思っても予想より良い評価をされる可能性は大いにあります。最後まであきらめず試験に臨むことをおすすめします。

選択科目Ⅱ・Ⅲは良い得点を取るよう努力すること

何を当たり前の事を、という内容ですが、選択科目Ⅱ・ⅢのいずれかでB評価があった場合、筆記としては合格となった場合でも、口頭試験でその部分を問われる可能性があります。

私は選択科目ⅢがB判定でしたが、案の定口頭試験でその部分を問われました。他サイト様でも「口頭試験でB判定をA判定に出来るような応答が出来ないと応答は難しい」という記載がありましたが、恐らくその通りかと思います。そのため、選択科目Ⅱ・Ⅲは最低限合格すればよい、という気構えではなく、より高い得点を採れるとあとが楽なのだと思います。

*1:近い将来、二次試験の形態が変わるというお話も聞きましたので、変わっている可能性もあります。

【資格】技術士二次試験(情報工学部門) ~二次試験受験出願まで~

IT関連の資格では少々マイナーですが、技術士情報工学部門)の二次試験に合格しました。
ITではIPA情報処理技術者試験が圧倒的に有名ですが、「技術士」は問題解決能力や説明能力に重きを置いた試験であり、知識的な面ではない部分の能力も試せる、と思った事が受験動機です。

情報工学部門の技術士試験に関する情報は圧倒的に少なく、私自身も苦労いたしましたので、これから受験される方の一助となればと思い、受験の記録を残しておきたいと思います。

私の受験は一次試験・二次試験共に独学での勉強となりますので、「自分はどうしたか」というレベルの情報となります。独学でも結果的には合格する事が出来ましたが、試験の性質上、他人からの添削や指導といったものを受けられるのではそれに越したことは無いと思います。

一次試験の突破

技術士は多段階の試験(一次試験⇒二次試験筆記⇒二次試験口頭)であるため、まずは一次試験の合格が必要です。私が一次試験を受けたのは平成22年であるため、現在とは異なり学歴による共通科目の免除がありましたが、現在は共通科目自体が無くなったようです。

少々、昔の情報になってしまいますが、一次試験自体は大学の理系学部を卒業されている方であれば、「基礎科目」の部分は一般教養に近い内容であるため、市販の参考書を使って勉強するだけでもそれほど難しくはないかと思います。二次試験と異なり、一次試験の基礎科目は参考書も多く出ております。*1

また、「専門科目」の試験については、情報処理技術者試験の基本情報~応用情報程度の知識があれば、それほど苦戦はしません。私も受験当時は応用情報技術者を取得しておりましたが、そのレベルであれば、技術士会のサイトで公開されている過去問を流し読みする程度で何とかなった記憶があります。

確実に勉強が必要な個所としては、「適性科目」の部分です。技術士試験は技術士法に基づいて実施されている試験であるため、法律の規定や目的、技術者倫理、最近の動向などが問われます。技術者倫理や最近の動向については、「普通に考えればわかる」物もあるのですが、技術士で無いエンジニアが、技術士法の事を普段意識する事はほぼ無いと思いますので、その点については1から勉強が必要です。これも参考書が何冊も出ていますので、1冊購入して勉強するのが良いと思います。

二次試験の出願

技術士二次試験の出願は、単に試験を受けることの申請だけでなく、

  • 「受験科目選択」
  • 口頭試験で使われる「専門とする事項」
  • 口頭試験で使われる「業務経歴表」

という重要な事項を記載することになります。

受験科目選択

筆記試験、口頭試験ともにこの受験科目選択は重要な事項です。筆記試験では、科目によって問題が異なりますし、口頭試験では、試験官の方はこの科目と「専門とする事項」を基に試問をしてきます。

私は過去の経験から当てはまるのは「ソフトウェア工学」「情報システム・データ工学」「情報ネットワーク」の3つが考えられましたが、「業務経歴票」に記載する業務詳細の内容や過去問の確認を行った結果、「ソフトウェア工学」が最も適していると考え、選択しました。

専門とする事項

これは主に口頭試験で重要な意味を持つようです。試験官の口頭試験はこの記載を見て、どのような質問をするかを検討していると考えられます。ここの記載は自由な内容も認められていますが、詳細な記載をするよりは記載をするよりは、技術士会が提示している物から選ぶ形が無難かと思い、「科目表」の中から選択をしました。

口頭試験前に「しまった」と思ったのですが、私は受験科目に「ソフトウェア工学」を選んだにも関わらず、科目表に書かれているソフトウェア工学の一分野と情報システム・データ工学の一分野を2つ選択し、記載してしまっておりました。

・そもそも併記は許されるのか?専門であるから複数事項を記載するのはNGでは?
・「ソフトウェア工学」を選択しているのに、情報システム・データ工学の分野を併記しているのはまずいのでは?

と危惧しておりましたが、結論を申し上げると、出願時や口頭試験時にその点を突っ込まれることは特に無かったため、問題視はされていなかったのだろうと思います。

業務経歴票


受験申し込みで最も苦労するのが、「業務経歴票」の部分だと思います。口頭試験では、この部分の内容が合否を分けるといっても過言ではないといわれています。

私は2週間程度の期間で集中して書き上げることにし、毎日集中して書いては推敲し、頭を空にして読み直し、おかしい個所を書き直すといった作業を行っていました。ただ、どうしても一人で作業していると自分の前提知識や主観が入った文章になってしまうため、可能であれば、他人に見てもらう事をやったほうが良かったと思っております。

「業務内容」の箇所

経歴票にはまず、勤務先と業務内容を記載する箇所がありますが、ここの業務内容をいかに書くか、という所で非常に悩みました。私自身が心がけたところとしては、

  • 簡潔過ぎず、かつ細かすぎないよう一つの業務内容は2・3行の記載に留める。また、口頭試験で業務内容を説明することになったときのことを考え、一息で言い切れる程度の文章にする。
  • 情報工学での業務内容は、「開発」という用語を使いたくなるが、技術士法に書かれた技術士の定義は、「計画、研究、設計、分析、試験、評価またはこれらに関する指導の業務を行う者」であるため、出来る限り、「計画」「研究」「設計」「分析」「試験」「評価」の言葉に置き換えて記載する。

の2点でした。

「業務内容の詳細」の箇所

この部分が最も悩む箇所だと思います。書く内容が「技術士にふさわしい仕事である」という事が求められると共に、わかりやすく、簡潔に書かねばなりません。

私はとある技術開発の事を記載したのですが、文章の構成としては、

  1. "概要と目的"を二行。この業務の簡単な説明と目的を記載。
  2. "立場と役割"を一行。どのような立場で何を担当したのかを記載。
  3. "技術的内容"を十二行。実際に実施し、立案した内容やその過程を記載。
  4. "成果"を三行。業務によって得られた社会的成果を記載。

という構成で記載をしました。これも特に決まりがあるわけではないので、記載する内容によっては全く別の構成もあるのだろうと思います。「技術的内容」にもっと内容を割く必要があるのであれば、「成果」は無くても良かったかもしれません。

この中でも最も重視したのは当然「技術的内容」の部分です。記載方法に正解があるわけでもないですし、内容の性質上、合格者の方が記載した内容が公開されているわけでもないのですが、インターネット上の情報を探してみた限りでは、

  • 技術士にふさわしい」と思われるような工夫点が見られること。
  • その工夫点が結論だけではなく、発想の過程がわかること。
  • 「一回読んで理解できる。」ようなわかりやすさを心がけること。
  • 必ずしも予算や社会的影響が大きいプロジェクトである必要は無い。

というアドバイスが多くあったため、私もそれを意識した記載を行いました。

構成としては、起承転結を明らかにするため、

  1. ○○が問題である。
  2. 従来の解決策はこれがあった。
  3. しかし、△△が障害でそれを採用できない。
  4. そこで、□□という手段を考えた。
  5. 結果として問題が解決できた。

というような流れでの記載をしました。

また、自分自身で心がけた部分としては、「これを読む試験官の方は、知的水準が高く、その道でも優れた能力を持っている方。しかし、自分の業務分野に精通しているとは限らない。」と前提を置いて記載をしたことです。つまり、情報工学における汎用的な用語は躊躇なく使いますし、業務の問題点もちゃんと書けば理解してくれるだろう、とある意味で決めつけつつ、自分の業務分野でのみ通用する特殊な用語は使わず、前提知識がいる部分は出来るだけ省くか平易に書く、という事です。

「業務内容の詳細」の分量がもっと多いのであれば、用語説明などをカッコ書きでいれつつ、記載するという方法も採れるのですが、如何せん、それほどの記載スペースがあるわけでもないため、より詳しい説明をしたくなる衝動を抑え、平易な記載にすることに労力を使いました。

まとめ

一次試験はマークシート形式ですし、ある程度の知識を習得できていれば突破はそれほど難しくは無いと思われますが、二次試験は出願時点から試験が始まっているといっても過言ではありません。

特に業務経歴書の部分については、受験申し込み後には一切の変更が出来ず、書いた内容で戦うしかありません。私も出願時点では、できる限りの努力をして記載内容をブラッシュアップしたつもりではありましたが、どこかで「どうせ筆記試験を通らないかもしれないから、まぁ、これで良いだろう。」と思っていた部分は否めず、筆記試験の合格通知を受け取った後に非常に焦って自分の申込書を何度も読み直しました。

そのため、二次試験の出願にあたっての最大のポイントは「必ず自分が筆記試験に合格し、口頭試験を受けるという前提で記載をすること」だと思います。この記事を読んでくださっている方は、くれぐれもその点をご留意いただければと思います。

*1:後述しますが、情報工学部門の二次試験はほぼ参考書が存在しません。

【登山】富士山登ってきた③ ~ルート選び編~

とりあえず、装備は一通り整ったので、いざ富士山!と言いたいところですが、富士山は静岡と山梨にまたがっており、そもそもどこから登れるのやら。

ルートについて

一緒に登る仲間と調べると、大きく分けて4つのルートがあることが分かりました。

ルート名 往復距離 特徴
吉田ルート 約14km 初心者向け。途中に山小屋も多く、登山者も多い。
富士宮ルート 約8.6km 吉田ルートの次に初心者向け。短い分、急に高度が上がる。
須走ルート 約13km 中級者向けと言われている。長さはそれほどではないが標高差がある。
御殿場ルート 約18km 上級者向けと言われている。とにかく長い。

難易度としては
(易しい)吉田ルート<富士宮ルート<須走ルート<御殿場ルート(辛い)
のようですが、登山客の多さと反比例するため、渋滞はしないというメリットがあるようです。

また、一言で難易度と言っても、

  • 吉田ルートはとにかく混むため、頂上付近は大渋滞。自分のペースで歩けない。
  • 富士宮ルートは高度が急に上がるため、高山病のリスクが上がる。
  • 須走ルートは頂上付近が吉田ルートと共用のため、一部大渋滞。でも砂走*1がある。
  • 御殿場ルートはとにかく空いている。大砂走がとても楽しい。

等という特徴もあり、一概には語れないようです。

仲間とも相談したところ、
「やはり初心者だから吉田じゃない?」
「いや、でも砂走は楽しいらしいぞ。」
「プリンスルート*2ってのもあるから、あえてそこにチャレンジしよう。」
などいろいろな意見が出ました。

この仲間たちは私以外、全員スポーツ経験者であり若者のようなチャレンジ力のあるメンバーばかりです。(実際は全員30歳~32歳)

つまり、ここで無謀な決定がされると一番ヤバイのは確実に私。
この時、あと数か月で子供が生まれる時期であったもあり、生きて帰るため、必死の説得を試みました。

「私たちは皆登山初心者だし、初心者向けのルートを選ぼう。」
「とにかく、短い事が一番の正義*3だと思う。」
「吉田ルートは頂上付近は激込みになるらしいし、体力消耗につながるのでは。」
と主張した結果、私たちの富士登山富士宮ルートに決定しました。

登り方(?)について

ルートは決まったのは良いものの、もう一つの問題が「登り方」。登り方と言っても、手段の選択肢ではなく、「日程」のお話です。これも調べてみると、登るための日程としては以下の物があるようです。

日程名(?) 特徴
一泊二日 朝~お昼ごろから登り始め、途中の山小屋で一泊。翌日早朝に山頂を目指し、そのまま下る。
弾丸登山 深夜に登り始め、翌日早朝に山頂到着。そのまま下る。
二泊三日 お昼ごろから登り始め、途中の山小屋で一泊。翌日頂上を目指し、下山途中に一泊。三日目に五合目まで下りる。

二泊三日の場合、五合目に一泊して高地順応するケースもあるそうですが、おおむねこんな感じ。一般的には一泊二日で無理なくアタックする人が多いようです。

ただ、私の仲間に一泊二日が難しい仲間がいたため、我々は最もリスクの高い「弾丸登山」をやることになってしまいました。

結論から言うと、弾丸登山でも大きな問題は無かったのですが、実際に体調が悪くなる人も多いらしく、管理側からの自粛要請なども出ているようなので、積極的なおススメは出来ません。

私は富士山の山小屋に泊まったことは無いのですが、実際に泊まった方の話などを聞く限りでは、

  • やはり、高山病や体力的なリスクは山小屋泊の方が低いと思う。
  • ただ、富士山は毎年混雑している山であり、山小屋の寝る場所も寿司詰めの事が多い。
  • 慣れていない人は、結局眠れず、あまり体力回復にはつながらない場合もある。

という意見もありました。ただ、私も登っていて、雨や強い風にさらされましたので、それを防いで休めるだけでも山小屋に泊まる価値はあるのかな、と思います。


そんなこんなでルートも装備も整ったので、ようやく登ります。

*1:クッション性のある砂場のような場所で、下りに走って降りると楽しいらしい

*2:富士宮ルートから御殿場ルートに横切る両取りルート。皇太子殿下が通られたため、プリンスルートというらしい。

*3:あの頃はそう思っていた。登山経験のある方はお分かりだと思うが、そんなことは無い。短くても辛い道はあるし、長くても楽な道はある。

【登山】富士山登ってきた③ ~装備調達編2~

前の記事から、すでに3か月が経過‥。ブログを書くことも中途半端な自分・・。

あれから子供が生まれたり、登山にハマって装備が死ぬほど強化されたり色々ありましたが、まだこの記事は「登山なんてやるもんか!」って思ってた頃の自分なので振り返って書きます。

3:雨具を買う~続き~

とりあえず、靴は買ったので、モンベルのお姉さんと相談しつつ雨具選び。
登山用の雨具のセオリーもググったところ「とにかくセパレートが基本。」とのこと。

セパレートとは、雨ガッパのような頭から足まで覆う形ではなく、普通のジャケットとズボンのように上下別に分かれている雨具の事を指すようです。

こういうのはダメらしい。

https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/61y8N0YbhfL._UL1500_.jpg


また、防水性だけでなく、透湿性とやらが無いと体力を消耗するとの事。透湿性ってなんやねん、という話ですが、体から出る蒸気を外に逃がしてあげる機能を言うようです。これが無いと、

  1. 中が蒸れてレインウェアの中が濡れる。
  2. シャツが濡れると保温が出来なくなるので寒くなる。
  3. 寒くなると体力が失われる。

という論理だそうな。要するに外からの雨だけでなく、中の水分を出す事が重要ってことですね。

この透湿性と防水性を両立したのが、靴選びでも登場したゴアテックスですね。とりあえず、ゴアテックスのセパレートを選べばいいんやろが、という考えに至り、↓を買いました。

webshop.montbell.jp

webshop.montbell.jp

モンベルゴアテックス雨具の中では入門モデルらしいですが、富士山以外登る気が無かった私にとっては十分です。

4:その他もろもろを買う

これで三種の神器(登山で重要な3つの道具)とやらは揃いました。これでもういいやろ、と思ったのですが、モンベルに来る前に見たネットの情報では

「富士山は夏でも寒いし風が強い。手先とかが冷えるから防風の手袋は絶対必要。」
「日差しはそれだけで体力を奪うから帽子もいるぞ!」
「靴下は厚手の登山用のやつを履け!」
「トレッキングボールがあると楽だぞ!」

とか書かれていたので、こうなりゃついでに買うかという事で買いました。

手袋はそのままモンベルで購入。クッソ高いゴアテックス製の手袋もあったんですが、

私「ゴアテックスの手袋とかいるんですか?」
スタッフさん「いやー、防風のやつで十分じゃないですかね?富士山は岩場で手をつくこともあるのであったほうが良いとは思いますよ。」

とのことなので↓を購入。

webshop.montbell.jp


で、帽子と靴下も同じくモンベルで購入。帽子もゴアテックス製の高い奴があったんですが、

私「雨降ったときとかのために帽子もゴアテックスのが良いんです?」
スタッフさん「いや、お客さんの買った雨具にはフードついてますからそれで充分です。」
私「確かに

とのことで日差し除けとして↓を購入。靴下は特に変哲もない厚手のやつを買いました。
(探検家の帽子みたいで地味に気に入っている)

webshop.montbell.jp

トレッキングポールもモンベルで買おうと思ったのですが、見たところ結構そこそこの値段がするようでしたので、Amazonで売ってるノーブランドのやつを買えばいいや‥。という事でモンベルでは買わないことに。

5:最大の誤算

ここまでモンベルでそれなりの装備を買ったところ、合計5万円ちょっとの出費。一度しか行わない登山に対しては地味に痛いですが、まぁ、一生に一度だしいいか、という事で購入。ここで最大のミスをしてしまいました。

スタッフさん「合計〇〇円ですね。メンバーズカードは持っていますか?」
私「いや、持ってないです。」
スタッフさん「年会費1500円なんですが、お作りします?」
私「いや、要らないです。(もう山なんか登らんし。モンベルに来ることもないし。)」
スタッフさん「お客様の購入分だと1500円以上のポイントが付くのでお得ですよ?」
私「いや、いいです。

最大の誤算とは、ここでメンバーズカードを断ったことです。結果論ですが、今の私はモンベルのメンバーズカードを持っていますし、モンベルで大量の登山グッズを購入しています。

ここでの買い物はかなり大きかったので、このポイントがあればもっと山道具が買えた、というどうしようもない誤算です。

もし、これを読まれている方が同じような状況になったとしたら、会員になっておくべきです。登山は結構楽しいし、登山に興味が出なかったとしても、モンベルは優秀な防寒着なども取り扱っているので損はたぶんしません。どうか覚えておいてください。それだけが わたしの のぞみです。

【登山】富士山登ってきた② ~装備調達編~

さて、富士山に登るには雨具・登山靴・リュック・ヘッドライトがとりあえず必要という事はわかりましたが、どこで買うのかわかりません。

1:リュックサックはある。

リュックサックはたまたま"Coleman"のリュックを持ってました。

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ご存知の方も多いと思いますが、Colemanはキャンプ用品のメーカー。
「キャンプ用品なら登山用品と同じだろう」
という、後から考えれば非常に浅はかな考えで、これでOKとしました。


2:ヘッドライトを買う。

ヘッドライトなんという物を使ったことはありません。

ていうか、「懐中電灯じゃいかんのか」と思っていましたが、これも調べてみると、手が塞がる懐中電灯は登山に全く向いていないようです。

ただ、ヘッドライトの条件は「雨が降っても大丈夫」程度だとのことなので、サクッとAmazonで買ってしまいました。お値段1699円。

懐中電灯と比べれば高いですが、まぁ、重要そうな物にしては安いので良しとします。

https://www.amazon.co.jp/gp/product/B019ILZAUG/

2:登山靴と雨具を買う。

これもそもそも「スニーカーでいいんでは?筑波山は運動靴で登ったよ?」とか思っていましたが、ググってみると「スニーカーは避けろ」という記載がいっぱい出てきます。。タダでさえ、体力のない私が、スニーカーで登ったら酷いことになりそうです。

じゃあ、またネットで買うか、、と、これまたgoogle先生に「登山靴 購入 ネット」等でググる

「登山靴は絶対にネットで買うな!」

という痛烈なお言葉があるわあるわ・・。どうやら単なるスニーカーと違い、登山靴は履いてみないとフィット感が分からず、靴擦れなどの要因になりやすいようです。(普通の靴よりも固いとか。)

じゃあ仕方ないので、どっかで買うか、と思い実店舗に行くことに。といっても登山用品店など行ったことも無いのですが、以前、越谷レイクタウンに行った際、「モンベル」というショップがあったことだけは覚えていました。

www.montbell.jp

つまり、モンベルに行けば買えるんでは、と思い近くのモンベルショップに。

で、行ってみてみると、種類が色々あって、登山童貞の私にはさっぱりわかりません。ひとしきり、「登山やってますよ私」感をだしつつ物色してみましたが、どれを買えばいいのかは結局わかりません。

意を決して優しそうな若い女性の店員さんに聞いてみます。

私「すみません、登山靴が欲しいんですけども。」

店員さん「はい、どのような物をお探しでしょうか。」

私「どのような物かもわからない有様でして・・。とりあえず富士山に登ります。」

店員さん「富士山ですか。初めてのシューズですか?」

私「はい・・。何を買えばいいんでしょう?」

と赤裸々に話してみると、「でしたら、これはいかがでしょう?」と勧めていただいたのが、コレ。

webshop.montbell.jp

第一印象はまず、「(値段が)高っ!」としか思いませんでした。店員さん曰く、「この靴はソールが比較的柔らかく、登山をしたことが無い人でも履きやすい。でもグリップ力はあるし、富士山のような岩場の多い山でも大丈夫。ゴアテックス製だから雨でも問題ない。」との事。

それを聞いても(ソールが柔らかいって、じゃあもっと本格的な登山靴はソールが固いってことか?なんでわざわ歩きにくくするんだ。)としか思わず、そもそもゴアテックスって何?という感じでしたが、とりあえず試し履きして、ショップにあった岩場を再現したような場所を歩いてみると、

「おお、確かに滑らないぞ!」

という事はわかったので、これを買う事に。

~続く~

【登山】富士山登ってきた① ~行きたくない編~

仕事や技術とは全然関係が無い話ですが、8月に富士山に登ってきました。

事の発端は、会社の同期が結婚することになり、その結婚式で流すためのムービーを撮るのに協力することになったんですが。

同期H(結婚する本人)「なんかにチャレンジする的なムービーがいいな。」

同期M「じゃあ、富士山に登るとかいいんじゃね?わかりやすいし!」

同期A「お、いいね!行くしかないね!」

私「え・・・マジ?」

という軽いノリで登ることになってしまいました。はっきり言って、行きたくありません。

この同期達は、文系・テニス大好き・社交性豊か、という私と全く違う人種たちです。偏見を込めていえばリア充たちです。

私は家に引きこもってシミュレーションゲームをやるのが趣味、登山など一切興味もありませんでした。

もちろん経験などあるはずもなく、子供の頃、筑波山金華山(岐阜にある山)に登ったことがあるくらいです。


むしろ、登山好きの方には大変申し訳ないながら、

  • 毎年、あんなに遭難や死者が出てるのに登るヤツはおかしい。人に迷惑をかけている。
  • 熊やスズメバチが出る場所に好き好んでいくのはアホではないか?襲われたらどうする?
  • そもそも趣味として50代以上の人がやることじゃないのか?

という偏りまくった見方をしてました。

しかし、登る事になってしまった以上、体力も無い、山に興味も無いながら、とにかく無事に帰ってくることを考えるしかありませんが、そもそも登山には何が必要なのかとかからわかりません。

という事で、Google先生に「富士登山 装備」と聞いてみたところ、たくさんの参考になるサイトが出てきました。
特に↓のサイトさんの情報が参考になりました。

fujisan.rash.jp


なるほど、雨具・シューズ・リュックサックがとにかく重要、後はヘッドライトが必要なようです。

情報は集まったものの、そもそもどこで買えばいいのかがわかりません。ネット?

~続く~